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榎本奏江の雑記と裏話

【ゲーム】刀剣乱舞無双②【ネタバレ有り】

前回(【ゲーム】刀剣乱舞無双①【ネタバレなし】 - sunny spot)の続きです。
第一章(伯仲の章)の小田原征伐まで。

※主に榎本の主観的感想です。偏った印象もありますので、数ある感想の一つとして割り切って捉えてください。

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最初は1582年頃(天正10年)、羽柴秀吉毛利輝元との戦いであり、日本三大水攻めの一つ。
本来なら水攻めは成功し、孤立状態になった毛利氏に和睦を申し出るはずが…、というところから始まる。

 

第五部隊として選ばれた隊長・山姥切国広と、山姥切長義。
終始、高圧的な態度で国広を煽る長義と、本科がいる手前、なぜ自分が隊長になったのか、と悩む国広。
煽りに煽って下に見ている長義だが、任務は任務でしっかりと割り切り、国広が誤解を生みそうな言動にはさり気なくフォローを入れる辺り、本科だからこその真っ当さというか、姑息な態度を取らないところが好感が持てる。

話を進めていくたびにちょっとずつだけど距離やらわだかまりやら軟化していくふたりが良い。

そして何より、長義が国広のことを何だかんだ言って認めている部分があるのにも関わらず、その自分が認めているのを『認めたくない』と思っている所が良いよね!←

それと、卑屈(陰湿)になりやすいけど、天然な国広が長義が言う嫌味に気づかなかったり、逆に真に受けすぎて落ち込む姿に変にヤキモキする長義が振り回しているようで、振り回されてるのが可愛い。
かわいい。

BLには興味ないけど、このふたりが好きな人は今年のイベントのウスイホンが厚くなるんだろうなぁ…、と安易に想像できます( ˘ω˘)←

本編の歴史の方では、信長の死を悼む羽柴秀吉に対して、羽柴秀吉を利用して天下を取ろうとする黒田官兵衛

その些細な野望がどんどん肥大化していき、行動は大胆なものへと変わっていく。

無双の秀吉は信長の亡き後、自分が天下を取ることに後ろめたさと言うか、迷いがありましたが、実写版刀剣乱舞の秀吉は、信長の死をきっかけに自分が天下を取れることを確信してしまう。

同じとうらぶの作品で、同じ歴史上の人物でも実際(史実)では書かれていない、本人の内面の部分が違うだけで、歴史の流れも同じ『羽柴秀吉』でもこんなにも印象が違うものかと、面白さを感じます。

ちなみに個人的には実写版の傲慢で計算高い羽柴秀吉の方が好みです。
あのぐらい、わがまま?わが道を歩く秀吉のほうが秀吉らしいと勝手に思ってる。

ただ一つ疑問に思ったのが、黒田官兵衛はどうやって刀剣男士や時間遡行軍の存在を知り、名前まで確認できるようになったのだろうか。
確か、ジョ伝辺りでも黒田官兵衛は似たような状況になっており、そこでもどうやって刀剣男士を認知したのか気になっていた記憶があります。

時間遡行軍を利用し、本来なら小牧長久手の戦いでは大阪城で居留守役の官兵衛は出陣し、秀吉の甥である秀次の策(中入りの策)をあえて大失敗させることにより、秀吉の怒りを買わせ羽柴軍に勝利を持たせようとするなど、策を図る。
しかし、失敗したことにより今度は元持ち主と戦わせようと次の策を考えていた。

岩崎城の戦いでの歴史改変を阻止している際に、現れるもうひとりの山姥切国広。
逃してしまったものの、直接的な影響はないと判断したため、様子を見ることにする。
しかし、自分そっくりの刀剣男士が現れたことで余計ナーバスになる国広。

報告では他本丸の山姥切国広でなければ、時間遡行軍の罠でもないと判断する。
今後、彼がどう出るか楽しみですね。

小田原城の戦いの前に自分のそっくりさんが現れ、本科がいるのに自分が体調になったこと、そして元主である『長尾顕長』の存在により、不安的になる国広に対して喝を入れる長義が良いですね。
でも、「些細なことで心乱されるべきではない。自分を見失うな。お前は…」と言いかけたところで、最後まで言わないところに『認めて入るけど、その認めていることに"認めたくない"』長義が見えていて良いですね!( ´^ิ益^ิ`)ニッコリ←

更に長義が「期待している」ということを口にする。
本人的には「言葉の綾」と言っていたが、やっぱりそれなりに見ているし、期待できるほど信頼はしてるっぽい。
国広もまさか本科から「期待している」と言われ、不思議な感覚を抱いてるみたいなのが、彼なりの変化であるのもいい。
『あの本科が、俺を?まさか?』みたいな感じ。

 

そして、本来なら石田三成が抜擢されたはずの忍城の水攻めが黒田官兵衛へと変わくっている。
三成の失敗をカバーし、尚且、小田原城攻め自体も黒田官兵衛の活躍により成功させ、自分の存在を知らしめようと企てている様子。

小田原城内で国広は元主である長尾顕長と刀を交得た後、顕長から声をかけられる「どこかで会ったか?」と。
その言葉に対し、「そんな刀(自分)さえもっていなければ、あんただって利用されなかっただろうからな…」というが、顕長は「私の刀(山姥切国広)を侮るな!」と激怒する。
国広はその場から去ってしまうが、顕長の言葉に「本科でも写しでも関係なく、『自分は自分(山姥切国広)として』誇りを持って扱われていた」ことに気づく。

一方、長義は秀吉の様子を見ている間、帰ってきたと思われた国広の偽物と刃を交わしていた。
そっくりさんは本気でかかってる様子もなく、試していたのか、何なのか。
今の状態ではまだ検討も付きませんね( ˘ω˘)

そっくりさんに対しては「早かったな」と行っているが、本物の「偽物」に対しては「遅かったな」と言ってる辺り、本人は「確証がなかった」、「斬り合えば分かるだろう」と言っていたが、もしかしたら背後に立たされた時点で気づいていた可能性もある。

その後、本丸に戻って他の刀と会話している中で長義は確かに『以前より柔らかくなっている』らしい。
それは、強襲調査で少なからずともふたりの距離感が縮まってるのは確かみたい。

そして、国広はもっと長義と関わって行こうと『話がしたい』というが、長義は『うっとうしい』と一蹴りしてしまう。
しかし、その後の言葉で『…どうかしている。こんな…ああ、嫌だ嫌だ』は自分自身に対しての言葉で、自分の心境の変化に追いついてない、その変化を受け入れたくない、認めたくないんだろうなって思ってる( ˘ω˘)
※ちなみにこの会話の伏線は絆レベル5で回収されました。

 

一方、秀吉も小田原征伐を通して迷っていた自分を見出し、『わしはわし』として、官兵衛の手を借りずとも天下統一を目指していくと官兵衛自身に告げる。

そうした事により、参謀として降ろされた官兵衛は違った形で天下統一を見せつけようとしていた。

今回は長いのでここまで。
次回は『秀次事件』から一章最後までになります。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!